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2006.07.14 つゆ
天気はくもり

からっぽのベッド

しめった本棚

後ろめたいほこりだらけのアルバム


窓から見下ろす あじさい あじさい

昨日の雨でしっとりぬれる

露がしたたる あじさい あじさい

ねぇ、君はまるで 雲みたいにやわらかそうだね

君を抱きしめられたらなぁ


ねぇ僕はこの部屋から出ていくよ

君のもとへ行くんだ

ほこりだらけのアルバムたたきつける

外の世界へ

ベットを蹴って

助走をつける

パジャマの羽根


ああ


僕が見下ろしてた あじさい あじさい

君のほほは、僕が思ってより、冷たいんだね

僕が見下ろしてた君が

僕を見下ろしてるなんて

考えたこともなかった。


僕も君みたいに、冷たくなってゆくよ


ねぇ、でも君は、真っ赤な露にぬれてとてもきれいだよ。

空の涙も 僕の涙も 他の誰かの涙も

僕の腕も心臓も背骨も

そうやって 冷たい肌でうけとめて、きたのかい?


あじさい あじさい


僕も君も
もう一人じゃないんだ


僕を 愛しておくれるかい?


ほほに触れていていいかい?

このまま骨だけになっても、冷たい君を

愛しているよ。




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