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2006.07.02 秋の昼寝
ストーブが 真っ赤に燃えている

誰もいない部屋

僕の心臓だけが 心なしか 決まり悪そうに

脈を打っている

テーブルの上には 書きかけのスケッチブック

混沌とした パレット


ストーブを どれだけ焚いても

この部屋が 少しも暖まらないのは

欠陥住宅の隙間風のせいじゃなく

日差しを塞ぐ 楓の木のせいでもない


僕は 温めた ミルクに 火傷をする

風がいっとう 強く 吹く


マグカップを持つ

嘘のように 小さな両手

男の子みたいな 髪の毛

その上に乗っかった 紅葉を

僕が 取り払ったとき

紅葉よりも 真っ赤になった 頬を

バラバラの アルバムのように

昼寝の夢に 

思い出して 泣いた
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